Step 0

　交換するのが躊躇されるぐらいの入母屋玄関の木製千本格子引戸。都内ではほぼ見られない風格が漂う幅：９尺の４枚建です。しかし歳月には勝てずレールには錆が発生し下框は、すり減り開閉に『力』と『コツ』が必要になってきたためお施主様より泣く泣く交換の依頼をいただきました。リシェントなら枠廻りの壁を壊さずに１日で玄関の交換が可能！    

Step 1

　下枠は大理石仕様。縦枠の基礎部分も大理石で重厚感があるのですが、リシェント枠取付の場合は邪魔になってしまうので切り欠き加工をします。リシェントは様々な現場納まり加工にも対応可能。不安に思った際は取敢えずご相談ください。全て可能なわけではありませんが、可能な方法を提案させて頂きます！！

 Step 1

 　切り欠き加工完了。天然大理石は非常に硬かったです。      

Step 2

　障子を始め枠廻りの取付の物は全て取り外します。右側のインターホンも化粧額縁に当るため対象となります。納まりを検討中です。

Step 3

　組み立てた枠を既存枠に組み込みます。

　玄関先のカエルさん。長年見慣れてきた玄関が撤去されるのを不安そうに見ています？

Step 4

　新規枠の水平・垂直を下げ振りを使用して確認・調整中です。この作業をおろそかにすると建具の開閉がスムーズに動かなくなり不具合の原因になりますので緊張の一瞬です。

Step 5

　枠の固定完了！障子を入れて動作確認スムーズに開閉し問題なし。障子にはまだ金物類が取り付いていません。残りの工程は金物類取付と化粧縁の取付です。

 Step 5

　化粧額縁の上側のみ取付完了

Step 6

　工事完了です。インターホン納まりは化粧額縁を切り欠くことで対応することになりました。小さくて見えにくいですがインターホン本体の左側が化粧額縁の中に入っています。

Step 7

　こちらは交換後の玄関全体の外観です。今回のリシェントはそれほど木製建具時のイメージを損なわず交換できたのではないかと思いますが『カエルさんいかがでしょうか？』

リシェント引戸では今回の柿渋調をはじめ多数の製品色の用意があり多分、皆様のご希望に添えるものも見つかると思いますので興味のある方は以下のURLからカタログをご覧いただくことをお勧めいたします。